台湾海洋深層水利用学会(DOWA)総会@台湾 出席のご報告
去る2017年10月30日(月)に、台湾深海水協会主催で海洋深層水利用学会の総会が台北市の国立台湾大学で開催されました。GOSEAも招待を受け、発表を行いましたのでご報告いたします。
今回の会議では、台湾における深層水活用の促進と発展を支援する新しい企業間組織である「台湾海洋深層水産業協会」の設立を祝うセレモニーも盛大に行われました。
会場には、海洋深層水関連産業に関心のある100名以上の政府、業界関係者、研究者が集まり、台湾、日本、アメリカ、韓国の講演者がOTECの現状と深層水利用について最新動向を発表し、GOSEAからは事務局のマーティンが久米島モデルについて講演を行いました。
講演者のリストは以下のとおりです。
- ・【台湾】海洋深層水の産業開発アクションプラン
- (ジャン・ルワ・ルー、台湾産業開発部:IDB)
- ・【日本】久米島モデル-自立した持続可能な島嶼型コミュニティへのアプローチ
- (ベンジャミン・マーティン、GOSEA)
- ・【台湾】海洋深層水バイオテクノロジーの新たな価値の拡大
- (Chiang-Ting Chien、国立台湾師範大学:NTNU)
- ・【日本】海洋深層水飲料が腸内環境に及ぼす影響
- (瀧内 博昭、高知県商工労働部)
- ・【日本】日本におけるOTECの現状と熱交換器の研究開発
- (實原 定幸、㈱ゼネシス)
- ・【アメリカ】ハワイと海外のOTECの進展
- (Luis Vega、ハワイ自然エネルギー研究所:HNEI)
- ・【韓国】韓国OTEC実証設備の紹介
- (キム・ヒョンジュ、韓国船舶・海洋工学研究院:KRISO)
- ・【台湾】グレージングによる地球温暖化防止OTEC
- (Nai Kuang Liang、国立台湾大学:NTU)